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猫と山とカメラの日々

アポイ岳・吉田岳 山行の記録

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Nikon Z6 / NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

 

5月5日こどもの日 天候が回復したので久々の登山です。札幌から片道3時間という距離もあってなかなか登る機会に恵まれなかったアポイ岳に挑戦しました。結構な枚数をアップしますので時間のある方は続きをご覧いただけると幸いです。レンズは全てNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sになります。

 

 

登山口辺り。エゾヤマザクラに見送られて歩き始める。久々の登山で気分も高揚しているようだ。

 

 

登山靴を洗う小川を超えるとすぐにエゾオオサクラソウが出迎えてくれた。写真は下山時に撮影。

 

 

最初のうちは森の中を歩く。なだらかな坂道はウォーミングアップにちょうど良い。

 

 

苔蒸した切り株を撮る。新芽が出ているがこの木のものとは思えない。

 

 

朝の光が差し込んで登山道も良い雰囲気に。太陽は偉大だ。

 

 

樹林帯を歩く先行者。イエローのシェルがよく映える。

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五合目を過ぎると樹林帯を抜け岩が目立ってくるとともに一気に高度を稼いでいく。

スミレは種類が豊富なので良く分からないが沢山咲いていた。

 

 

サマニユキワリ?ヒダカイワザクラ?素人目には分からない。

 

 

五合目からの急登をやり過ごすと素晴らしい眺め。元気を貰う。

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八合目 ハイマツが目立ってくる。山頂までもう少し

 

 

ダケカンバとハイマツを横目にひたすら登る。振り上げる足に乳酸が溜まっているのが分かる。

 

 

九合目 もう一息でアポイ岳山頂。久しぶりの登山で体力のなさを痛感。

 

 

吉田岳とピンネシリへと続く稜線。美しい・・さてどうしたものか

 

 

程なくしてアポイ岳山頂に到着。一息入れて元気復活!吉田岳を目指すのだ!

 

 

アポイ岳から吉田岳へ続く登山道はなかなかに楽しい。吉田岳を目指して正解だと思う。

 

 

三角のとんがりが目指す吉田岳。眺めが良いと気分も高揚し鼻歌まじりに歩く。

 

 

アップダウンを繰り返しながらも着実に近づいていく。

 

 

吉田岳の山頂直下。直進はピンネシリに続く道、片道3kmくらいだったかな。流石に足がもたないと思った。

 

 

吉田岳山頂。アポイ岳より少しばかり標高が高いのだ。

 

 

吉田岳からアポイ岳に戻る。最高な眺めを右手に見ながら進む。

 

 

ショウジョウバカマ 数は少ないものの存在感は抜群。

 

 

再びのアポイ岳山頂を通過し花畑方面に下山を始めた途端、猛烈な膝痛に襲われる。

恐らく痛みで休んでいる際に撮ったダケカンバの根元だが何を考えて撮ったのか覚えてすらいない。

 

 

視界の端に動くものが!慌ててカメラを構える。

画面中央にエゾシマリスが鎮座しているのがお分かりいただけるだろうか?120mm+トリミングで辛うじて。

 

 

岩に咲くエゾムラサキツツジ。海の青、松の緑と相まって美しい。

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海に向かって下山していく感じが佳い。しかし膝は笑いを堪えられない模様

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この後五合目までの急登を下るのに非常に時間を要してしまった。膝の痛みにさえロキソニンが効くらしいがもちろん所持などしておらず、ストックに頼りつつゆっくりと歩みを進める。次に山に登ることさえ躊躇われると思いながら歩いていたが、現金なもので今現在(翌日)痛みもなく近いうちにまたどこかの山を登りたいとさえ思っている。喉元過ぎればなんとやらである。

 

おかげさまで五合目からは緩やかな登山道なのでそこまで苦労せずに下山をすることができました。写真を撮る余裕はなくなっていましたが・・。初めて登ったアポイ岳はとても素晴らしく、これから挑戦する方がいるのならば吉田岳まで登ることを強くお勧めします。遠くには日高山脈を見据え眼下には太平洋というシチュエーションの稜線歩きは最高でした。

 

以上アポイ岳、吉田岳の山行記録でした。最後までご覧いただいた皆さんありがとうございます。